保険販売を専業とする「専業代理店(プロ代理店)」と、自動車ディーラー、自動車整備工場、不動産業者、旅行代理店、金融機関などが保険販売を兼ねる「副業代理店」があります。また、保険会社との関係においては、一社だけの保険会社の委託を受けている「専属代理店」と、複数の保険会社の委託を受けている「乗合代理店」があります(比率としては、専属代理店が7割超を占めている)。
代理店が保険業法に基づき登録の申請、または届出を行う場合は、原則として代理店の所属する保険会社を代理人として手続きを行います。
この所属保険会社を代理申請会社といい、略して「代申会社」と呼ばれています。所属保険会社が複数のいわゆる乗合代理店の場合は、所属保険会社のうち1社が代理申請会社となり、保険代理店の登録手続きを他の保険会社をも代理して行います。